心臓内科の長沼医師がTAVIプロクター(指導医)に認定されました
今回、当院・心臓内科の長沼医師がEdwards社SAPIEN弁を用いた
経大腿動脈アプローチによるTAVIのプロクター(指導医)に認定されました。
プロクターとはTAVIの適応や技術指導を他施設で行うことができるTAVIのスペシャリストのことで、長沼医師のカテーテル技術、症例経験数、海外留学経験、学会発表や論文執筆などの学術的実績などを総合的に判定されたものです。
経大腿動脈アプローチとは、足の付け根の動脈(大腿動脈)からシステムを挿入して心臓まで到達する方法であり、これが現在海外では主流となっています。当院では海外の最先端の知見に基づき、積極的に経大腿動脈アプローチ法を選択しており、穿刺法といって全く体にメスを入れない方法で、「より患者さんの体への負担が小さくなるよう」努めています。
2016年5月現在、経大腿動脈アプローチの日本人プロクターは12名認定されており、千葉県内では長沼医師ただ1人です。
当院で治療を受けられる重症大動脈弁狭窄症の患者様だけでなく、他施設で治療を受けられる患者様にも貢献できるよう、新東京病院ハートチームはこれからも精進してまいります。息切れやむくみで苦しい思いをされている患者さんは、お気軽に下記までご相談下さい。遠方の患者様も御遠慮なくお問い合わせ下さい。