第4回日本心血管理学療法学会学術大会で当院リハビリテーション室の寺西司PTが最優秀ポスター賞を受賞しました。

2019.09.14

2019年9月14日、沖縄県那覇市で第4回日本心血管理学療法学会学術大会が開催されました。当院リハビリテーション室の寺西司PTが「経カテーテル的大動脈弁植え込み術後1年間の予定外再入院に関連する因子の検討」について発表し、最優秀ポスター賞を受賞しました。経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)治療後の6分間歩行(=6分間に何メートル歩けるか)がその後の再入院の予測因子となるため、周術期のリハビリテーション介入の重要性が示唆されました。重症大動脈弁狭窄症に対するTAVIの適応は拡大しており、今後この治療を受ける患者さんはさらに増える見込みです。ゴムチューブなどを使用した筋力トレーニング、患者さん毎に目標を設定した歩行練習などを行っています。また、個々の患者さんの自宅環境(ふとんかベッドか、階段を使用するか等)を想定した生活動作練習を立案しています。